先週の続きです。
三人目はタリキヨコお姉さん(以降、単にキヨちゃん)で、現兄姉3人に新たに変わった1999年4月の切り替え時期から現在までの兄と一緒のお仕事です。
キヨちゃんもちかちゃんのように目が大きくてパッチリしていますから、目が小さめなさっぱり顔の兄と並ぶと引き立ちます。また、兄よりも小柄なため、二人並ぶとこれもとてもお似合いです。
キヨちゃんのお仕事は、バリ舞踊の神秘的な静かな「デ・ポン!」が中心。先週、ちかちゃんが兄の肩の上に乗ってたつと非常に見応えがあると言いましたが、兄の肩の上に乗ってデ・ポン!を踊るというのは……うーん、ちょっと考えにくいですね。あっ、でもやってみたら結構面白いかもしれません(笑)。
しかし、残念ながら体操という点では出身に共通点はありませんが、二人にはある嬉しい共通点があります。それは「ダンス」です。
キヨちゃんはジャズダンス出身。いつもはデ・ポンの静かな踊りですが、コンサートやビデオクリップ等のリズミカルな踊りの場面では素晴らしい力量を発揮します。筋肉がしなやかで、無駄な動きがないとても美しい踊りです。
そしてご存知のように、兄はダンスがこれまた非常に得意ですので、この二人のダンスの場面はとても見応えがあります。皆さんは昨年11月25日放送のわんパークでのパラパラを含んだ素晴らしいコンビダンスを覚えているでしょうか。キヨちゃんは、髪を後ろに結んだいなせな格好もとてもよく似合います。
また、ダンスだけでなく「体操」でもジンジン・ジムのような楽しいコンビプレーが、まだ私は見れてませんが、BSデジタルの「もっとモットおかあさんといっしょ」で始まったそうです。皆さん、今年2月号の別冊ファミスタの表紙をご覧になりましたか。赤と白のジャージの2人のV字バランスがとても決まっています。兄もとてもすがすがしいカッコいい顔をしています。
ところで、この2人にはもう一つ興味深い見所があります。それは「掛け合い」です。キヨちゃんが「ツッコミ」役を行い、兄はニの線だけでなく三の線が非常に得意なので「ボケ」役を行うと、この2人はとてもはまります。昨年春のファミコン、そして年末の東京国際フォーラムでのファミステ、これらに楽しい掛け合いの場面が沢山ありました。NHKさんも2人の設定をいよいよ「漫才」に固定してきたのかという気もします。この設定はこの後も続くと嬉しいですね。
二人の一緒の仕事は、もうまもなく二年に達しようとしています。さあ、歴史は更にこれから作られていく、というところでしょうか。とても楽しみです。
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