前回の「ダットくん」に続いて私の子供の頃に記憶のある人形劇「とんでけブッチー」について語りたいと思います。もしご記憶の方がいらっしゃいましたらこれも訂正、追加情報を頂けると大変嬉しいです。夏休みの再放送期間中、退屈しのぎの一つにでもなれば…と思います。
この頃は既に私も物心がついており(?)小学生。毎日観ていた訳ではなく夏休みなどの期間にちらっと観ていたのでしょう。
左のぶちのあるちょっと細身の犬のぬいぐるみが主役の「ブッチー」、真中のペンギンの女の子のぬいぐるみが「ペンチー」、右の名前のとおり太ったブッチーの兄の犬が「フトッチー」。これらの小さなぬいぐるみがとある部屋のタンス?(本にはソファーとありましたね。私はなんとなくタンスだったような気がします。)の上にちょこんと並んでおりました。フトッチーの方が兄のくせに主役はブッチー(声は大山のぶ代さん)でした。(余談ですが、今考えるとこの三人組はちょっとタイムボカンシリーズの悪役三人組に似ているところもありますね。女一人と男二人、のっぽとふとっちょの組み合わせが。)
さて、部屋の中に有名な「とんでけブッチー」の主題歌が流れ始めます。(この歌は今でもはっきり覚えています。)…と、どこからか気球の乗り物が現れ、人形三匹は次々とこれに乗り込みます。そして三匹が乗った気球が部屋の中をテーマソングの流れる中をゆらゆらと漂って行きます。
部屋の中には壁に確か四つ?くらいの額縁の絵がかかっています。この絵は私の記憶では…
[アラビアンナイト風のソフトクリームみたいな建物のある絵]、[刺のあるサボテンの生えた砂漠のメキシコ風の絵]、[お城のある日本風の絵]、あと記憶が不確かですがアイアイの出てきそうな[ジャングルの島の絵]だったでしょうか。気球がゆらゆらと揺れながらこの中のどの絵かに入っていってその日の話が始まるのですが、いや、今日はどの絵に入っていくのか子供心にもワクワクして非常に楽しい仕掛けでした。入った絵に応じて三人組とその絵の中の登場人物との話が始まりますが、中の他の登場人物は全部紙で作られたパネルの人形でした。
[アラビランナイト風の絵の話]
実は私がたまたま見ていた時はこの絵の話が多かったのです。中にはターバンを頭に巻いた痩せ型の髭の生えた男が一人おりました(ちょっと現あきひろお兄さん似?)。なぜか三人組と追いかけっこをしていたのを覚えています。
[メキシコ風の絵の話]
なんとこの絵に入ると初代人形劇の三匹の子豚がいたのでした!
[日本風の絵の話]
ほとんど忘れていますが、日本風のお侍が出ていたと思います。
[ジャングル風の絵の話]
うーんすみません。全然忘れていますね。
そして時間がくると、三人組はもう帰らなきゃというようなことを言って、気球にまた乗って元の部屋に戻り動かない人形に戻るのでした。
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