大晦日とは全く関係なく、全く唐突ですみませんが、昔に見た人形劇「うごけぼくのえ」の記憶について触れます。
これは「とんでけブッチー」に続く人形劇で、私は既に番組を見るような年齢ではなかったため、ほとんど見ておりませんでした。ですので記憶はちょっとしかありません。
この物語はネズミが主人公で、悪役のフクロウの「アウル博士」と話を繰り広げていくというお話でした。
ただ、この主題歌は詞もメロディーもよく覚えています。「悪役の博士を皆で協力して倒しに行こう!」というような主旨の歌詞でした。
この人形劇で非常に画期的だったのは、毎回お子さんに絵を募集して、その絵を背景にして人形達が物語を進めていくという点でした。いや、あの時は大道具さんというのか、美術担当さんというべきか、非常に大変だったのではないかと、今思い返してみてもとても感心するものがあります。
あと、これをいうと失礼で大変申し訳ないので言いづらいのですが……
実はこの人形劇がもう一つ画期的だったのは、その進行役の女性に、全くのズブのシロウトの幼稚園だか保育園だかの先生を大抜擢したことにありました。
その先生は放送当初、こちらが見て同情をしてしまうほど、あがりにあがって台詞を沢山噛んでらっしゃったんです。それは、現あきひろお兄さん、りょうこお姉さん登場時の比ではありませんでした。
ただとても一生懸命にやってらっしゃったんで、ハラハラしながらも応援しながら見ておりました。
あの時の進行役の先生、今はどうしていらっしゃるでしょうか。今でも番組のことをよい思い出として覚えてくださっているといいな、今でもお元気にしていらっしゃるといいな、…と思います。
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