２００１年７月２０日、「ぐ〜チョコランタンがやってきた」というイベントに行ってきました。
出演は、おなじみチョコランタンのメンバーと、坂田おさむさん、そして瀧本瞳さんです。
ステージ上のチョコランタン４人は、とても色鮮やかでＴＶで見るより何倍もきれいで、愛らしいです。そして動きが抜群にいいです。いつも思うのですが、彼らを操る操演者ってかなりハイレベルですよね。ぬいぐるみ特有の全身演技はもちろんのこと、歌の振り付けも軽々とこなしています。
特にアネム！一番動き易いのかも知れませんが、普通ぬいぐるみ着てなくても難しいであろうダンスも、軽やかなステップで颯爽ときめていきます。ＴＶのストーリーでは、ちょっとイヤなおねえちゃんな時もありますが、ステージを見てアネムちゃんのファンのなった、という人も多いでしょう。（ワシだけか？）
さて、歌のほうは、チョコランタン組は、おなじみの遊び歌。そして、おさむさん瞳さん組は、「坂田修ヒットソングコレクション」です。
全曲、修さんの曲だったわけではありませんが、修さんの名曲がかなりの割合で歌われてました。当然といえば当然ですね。「歌手の歌と作曲者の歌聴き比べマニア」のまっさとしては嬉しい選曲です。作曲者の歌を聴くと、その曲を作った者ならではの解釈でメロディが微妙に崩されている事が多く 、何かその曲の原点というか、原石を見るような感じがして好きなのです。
また、瞳さんの歌を聴くのは初めてでしたが、独特の可愛らしい声での素直な歌唱です。「となりのトトロ」の「さんぽ」等を聴くことができました。この曲はオリジナルをはじめ、「ワンパーク」でもよく歌われますし、「ワイワイキッズ」でも、けんたろうさんが歌ってますが、私個人的には瞳さんの歌唱が一番似合っていると感じました。
基本的には、おさむさん瞳さん組と、チョコランタン組が交互にステージに上がりますが、当然からみもあります。チョコランタンの遊び歌「お店やさんごっこ（だっけ？）」では、ジャコビの大ボケにおさむさんがツッコミを入れるという一幕もあり、おさむさん瞳さんの歌う「虫歯建設株式会社」には、これまたジャコビがゲスト出演します。
わずか５０分という短い時間でしたが、やはり「おかあさんといっしょ人形劇」は素晴らしいです。キャラクターデザインも良く、もちろん歌も良いですが、何より操演者が素晴らしいのです。全身でキャラクターの個性を表現する演技力や、歌の振り付けで見せる華麗な動きは、それがぬいぐるみである事を忘れさせてしまうほどです。
たかが子供向けのぬいぐるみショーと侮るなかれ。彼らは「おかあさんといっしょの魔法」で命を与えられたぬいぐるみ、しかも超一流のエンターテイナーなのです。
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